Story of I & 「 」
2019.04.06
一日のなかで数えきれない人とすれ違う毎日
そのなかで目が合い、声をかけ、知り合うことができる人は何人いるのだろう
家族として愛をそそいでくれた人
助けあい、信じあえる友になった人
尊敬し、背中を追いかける先輩
どんなときも共に歩もうと誓いあった愛する人
わたしたちが生まれ迎えた今日という日は
奇跡のような出会いのなかから繋がった
わたしとあなたのストーリー
だからこそ、今日というこの時間は
わたしとあなたの物語を刻みたい
KOUTA & YOSHIMI
- スタイル
- 人前式+アフターパーティ
- 人数
- 80名
ふたりの想い
おふたりが結婚を決められたとき、航太さんは結婚式をする必要がないと思っていらっしゃいました。
今まで何度か参列した結婚式を見て、自分が主役になる結婚式にネガティブな印象を抱かれていました。
愛生さんは仲が良い家族に見てもらいたい。そして、
自分自身がウェディングプランナーをするなかで大切にしてきたものを
航太さんにも知ってもらいたいという思いがありました。
愛生さんに航太さんを紹介されたとき、
みんなで交わした賑やかな会話や笑顔に、それまで抱いていたネガティブなイメージが自然と消え、
わたし自身がプランナーをすることを約束して、おふたりは結婚式を挙げることにされました。
PARTY
おふたりが結婚式のなかで大切にしたいことは、家族、友人、仲間に、
自分が好きになり、これからも一緒に歩んでいきたいと思う人を紹介したい。
お付き合いから当日まで決してながい時間ではなかったふたりが、
この時間は決して「二人」だけのことを語るのではなく、
未来へ向かうふたりが、歩んできた過去の思い出を振り返りながら
ゲスト一人一人との思い出をパートナーと語り合う時間にしたい。
Story of I 「 」 ~わたしの大切な人とのストーリー~ はそんな意味になります。
過去の思い出を語るために、ゲストにはおふたりとの思い出写真を持参していただきました。
テーブルラウンドをしながら写真を集めて、当日初めて会うゲストとの会話のきっかけになるように。
ふたりもゲストとの思い出写真をフレームに飾り、席札代わりにしました。
席札写真のフレームを開くと、ふたりからのメッセージがあらわれます。
パーティの終盤で流した映像の最後にふたりが自宅で席札写真にメッセージを書き、
結婚式当日その写真を席に置くシーンを入れて、自然とメッセージに気づいてもらえるようにしました。
おふたりが集めた写真は入場扉の後方壁に貼り、みんなの思い出にあふれたピクチャーウォールに変わりました。
CEREMONY
結婚式は最初に挙式、その後にパーティの流れになることがほとんどですが、
ゲストの皆さまにもより温かい気持ちで見守っていただけるように、
パーティを先にしてゲストと打ちとけたあとに挙式をおこないました。
和らいだ空気のなか、新郎さまが入場。そのあと新婦さまが入場。
愛生さんの入場シーンでは大好きな兄弟姉妹からブーケをもらい、アクセサリーをつけてもらい、
一つ一つと、最後の花嫁支度を整えてもらいました。
「育った家族」と「新しい家族」 ふたりの決意とゲストからの祝宴を目に見えるカタチにしたかったので、
ふたりが誓った言葉と、パーティで集めた写真、内緒で書いていただいた親御さまからのお手紙を一冊のアルバムに収めました。
花嫁の手紙もパーティのなかでは一番後方に並ぶ親御さまにむけて届けますが、
挙式のなかで届けるお手紙や記念品贈呈は一番近くにいる親御さまに見ていただくことができました。
すべてのセレモニーを終えたあと、結婚式をする必要がないと思っていた航太さんからこんな言葉をいただきました。
「僕の妻はウェディングプランナーをしています。妻は夜遅くまで仕事をして、帰ってもそのまま寝てしまうこともあります。
それでも仕事を続ける理由を今日知ることができました。こんな素晴らしい仕事をする妻を僕は心から誇りに思います。」
最後の言葉を伝え、退場するふたりをつつむ拍手はこれまでの時間のなかでも
一番あたたかく、ふたりが大切にしたかったゲストとのつながりを最大に感じることができるセレモニーとなりました。
ふたりとゲストをつなぐリース 思い出のお寿司に春野菜を添えて
おふたりの入籍記念に訪れたお寿司屋さん。そこで食べた忘れられない味をまるく可愛らしい手こね寿司に再現。マグロや雲丹、サーモンやいくらとふんだんに使った高級食材の手こね寿司と、新婦さま思い出の大分県で召し上がった馬刺しをリースにして盛り付けました。
お米は兵庫県に住む新郎お祖父さまが丹精込めて育てられたお米を使用しております。
おふたりで歩まれたストーリーを一つ一つの料理にかえて、歩まれた思い出をつなぐように、お越しいただく大切なゲストさまをつなぐリースをイメージして仕立てました。
テーブルにお届けするもときは最後の仕上げとして、瞬間燻製の香りと美味しさを纏わせてお届けいたしました。
- エピソード・レシピとは?
- おふたりが一緒に食べたあの味、ご家庭のなつかしい味、ご友人との青春の思い出など、さまざまなエピソードにまつわるお料理をお伺いし、シェフと一緒に工夫をこらして作り上げるオリジナルのメニューです。大切なゲストさまに想いを伝えるひと皿をご提供します。